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日本真的没有城管吗?/刘建昆(3)

(財)道路管理センターは、昭和61年に建設省、東京都、政令指定都市、公益事業者が基本金を出捐して設立されました。

センターでは、近年の道路?占用物件の多様化及び大量化に対応するため、最新のコンピュータ?マッピング技術を導入した道路管理システムにより、道路管理行政の高度化を図っており、主に以下の3つの業務を行っています。

(1) 道路工事調整業務は、工事内容と工事箇所をシステムに入力することにより、調書と図面を出力し、道路占用工事調整を支援しています。

(2) 道路占用申請業務は、センターのホストコンピュータを介し道路管理者と占用者の端末を結び、道路占用申請?許可、集計業務等をオンラインで処理するものです。平成10年度よりオンライン電子申請システムを運用開始し、事務の効率化、迅速化により市民サービスの向上を図っています。

(3) 道路?占用物件管理業務は、道路?地形図に各占用物件を入力し、常時これらの最新情報を把握しています。

不法占用物件対策

(1) 道路上の置き看板のぼり等の不法占用物件は、交通弱者や歩行者の通行障害となるばかりでなく、都市美観の観点から昭和61年度から主要幹線道路等を中心に撤去指導、除却を実施しています。

(2) 道路上の自動販売機については平成3年度から6年度にかけ実態調査を行い、4年度から撤去を実施し、不法占用の販売機4,548台のうち98%(平成6年度)を適正化しています。

(3) 道路上で青果?花?食品等の陳列?販売を不法に行う露店や店舗のはみだし商品については、警告、撤去指導の実施や道路の構造改良により排除を行っています。

(4) 平成8年度から「露店、店舗の商品、置き看板等が道路を不法に占拠し通行障害等が際だっている」複合的不法占用実態にある地域の重点対策に着手しています。






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